学 校 概 要

学校長挨拶 NEW!

 本校は、函館市立凌雲中学校,函館市立的場中学校,函館市立光成中学校の3校の統合,また、校区変更により函館市立宇賀の浦中学校の一部も編入して,平成30年4月1日に開校し、今年で7年目となります。函館市の特徴的な地形である陸繋島のほぼ中央に位置し、今年度の在籍生徒数は1年生165名,2年生186名,3年生184名,生徒数535名、学級数は普通学級15学級,特別支援学級4学級の19学級で新年度を迎えました。
今年度も,統合前の旧4校が長い歴史の中で培ってきた伝統を大切にしながら,巴中学校として新たな歴史と伝統の創造に邁進いたします。校訓である「自主自律」の精神を礎に,生徒が「自ら考え,自ら判断し,責任をもって行動する」ことを目標とし、「生徒を育てる学校」から「生徒が育つ学校」を目指してまいります。
めざましい技術革新が社会の有り様を大きく変化させ、近未来の予測さえ難しい時代になっています。そのような社会の中で、未知の課題を乗り越えよりよく生きていくための資質・能力を育成することが求められています。多様な経験や体験を土台に、地域や周りの人々からの学びを、自分の血とし肉としていく姿勢が不可欠です。子供たちが持続可能な社会の担い手として成長する場所、そこには、子どもを「育てる」から子どもが「育つ」という発想の転換が必要と強く考えています。
学校経営の基本理念は「教育は人なり」。生徒にとっての最大の教育環境は教師であると考え、人との係わりを大切にし,生徒一人一人の将来の夢や希望の実現を目指すとともに,思いやりの心をもち,社会に貢献する生徒の育成を目指します。そして,巴中学校生であることを誇りとする学校づくりを推進するため教職員が一丸となって邁進してまいります。
最後になりましたが,新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変更になったことで学校における対応も変化しています。その他の感染症への対応と同様に、基本的な感染対策を進めると同時に、教育的効果を見定めながら生徒たちの成長に資する教育活動を進めてまいります。コロナ禍以前と同様にするという発想ではなく、現状考えられる課題に対してよりよい解決方法を模索してまいります。今後とも本校の教育活動にご理解とご支援をお願いいたします。

 函館市立巴中学校 校 長 阿 部 真 之