今日は和食の日献立(2021.1.19)

今日(19日)の給食は「和食の日」献立。メニューは「ご飯、くじら汁、ほっけフライ、白菜おひたし香味和え」でした。
ユネスコは、2013年に「和食」の食文化が自然を尊重する日本人の心を表現したものであり、伝統的な社会習慣として世代を越えて受け継がれていると評価し、無形文化遺産に認定しました。
それを受けて、学校給食でも子どもたちに「和食」の文化に親しみ、受け継いでいくことを目的に、函館市独自の取り組みとして年間12回の「和食の日」を設け、地元の食材を積極的に使用し、地産地消につなげています。

今日の「くじら汁」は、道南地方では古くから郷土料理・家庭料理として根付いてきたものですが、「くじら」が手に入りにくくなってからは、家庭や外食で口にすることがホント少なくなってしまいました。生徒たちに聞いてみても、給食以外でくじら汁を食べたことがあるのは1/4から1/5くらいでした。また、味についての感想では、「美味しい」「独特の味」「好き」「ちょっと苦手」など様々でした。
このように現在は、家庭などでもなかなか食べることのないメニューを味わってもらい「食の文化」に触れていくことも給食の大切な役割なのですね。ちなみにほっけフライのほっけは無償提供メニューでした。柔らかくていい油のり、美味しかったですよ。

2021年01月19日